MetaTrader 4の取引システムによって、どんな複雑な取引戦略も実装することができます。指値注文、ストップオーダーなど様々な取引タイプを組み合わせ、またトレーリングストップ(Trailing stop)を使うことで、あらゆる市場の状況においても取引を実行することができます。
また、大きな柔軟性が、成行、指値、カウントダウンの3つの取引実行モードを提供します。あなたは、それぞれの状況に最も適したモードを選択することができます。
もし、あなたの取引戦略にとって、決まった価格で市場に参入することが重要な場合、取引実行前に価格をリクエストすることができます。希望する価格になったらすぐに、取引を実行することができます。
また反対に、もし価格はそれほど重要ではなく、今すぐ取引を実行することが重要である場合、カウントダウンモードを選択することができます。この場合、ブローカーは現在の市場価格で、あなたからの追加確認なしにポジションを開きます。
取引注文のタイプ
注文は、ブローカーがあなたに代わって取引を実行するためのリクエストです。取引が実行される条件に応じて、注文は成行、指値、ストップオーダーに分けられます。
- 3つの実行モード
- 2つの成行注文
- 4つの指値注文
- 2つのストップオーダー
- トレーリングストップ
カウントダウン注文は即時注文の為のものです。指値注文では、今設定することができますが、これらが実行されるのは、市場の状況が指定された条件に一致した時になります。
例えば、Buy Limitは、金融商品の価格が現在の価格よりも下がった場合に購入する為の指示です。この指示は、指定したレベルまで到達した場合に、下降傾向が続き、価格の跳ね返りが予想される場合に利用することができます。
ストップオーダー(テイクプロフィットとストップロス)は、獲得した利益を固定し、損失を最小限に抑えることができます。これらは、常に成行や指値注文と、またすでに開かれたポジションと一緒に使用されます。
例えば、Buy Limit注文を設定し、テイクプロフィットレベルを始値より200ポイント上に指定することができます。指定したレベルまで到達すると、ロングポジションが閉じられ、あなたは利益を確定させます。指定したレベルまで到達した後、価格が下に転じることがあるためです。
ストップロスは同じ原理で作動し、同じようにポジションを閉じます。これは、あなたが予測を間違えた場合に、損失を最小限にする為にあります。例えば、ロングポジションより100ポイント下に設定されたストップロスは、価格が下がった場合にこのレベルで自動的にポジションを閉じます。
トレーリングストップは、ストップロスを有利な動きの際に現在の価格から一定の距離に自動的に移動させます。しかし、もし資産価格が逆転した場合、ストップロスは前のレベルに留まり、あなたの利益を保護したり、損失を低減します。
注文作業
MetaTrader 4では、いくつかの方法で注文をすることができます。（相場ウィンドウ（Market Watch）を介してや、『ホットキー』を使用したり、チャートから直接注文したり、ワンクリック取引(One Click Trading)を有効にするなど）
全ての注文とオープンポジションについての完全な情報は、ターミナルウィンドウの取引タブでいつでも見ることができます。注文とポジション数、始値、ボリューム、ストップオーダー、アカウントの状態、これらは全てこちらで見ることができます。以前に行った取引注文の履歴の詳細もこちらのウィンドウで見ることができます。
強力なMetaTrader 4取引システムは、取引操作と自分のアカウントを完全に制御します。MetaTrader 4を選択し、利益のある市場状況を実装する為に必要なものが全てあなたの手に入ります。